MacOSXに組み込むネタが尽きてきたような気がする今日この頃。昨日公開されたWWDCのKeynote。今回の講演はDemoの時間が多かったように思えます。今回まで発表されたLeopardの新機能のほかにみんながびっくりするような機能を期待していたんですけど,今までキャラクタベースだったのをグラフィック化しただけの感じが見られましたな。FinderのCoverFlowには割と実メモリ領域をとりそうなiTunes的な機能がつきました。このところのBookシリーズのスペックアップから予想できた機能だったので,そんなに衝撃的ではなかったですね。しかしながら,操作アニメーションのスムーズさはさすがApple本家といったところでしょうか。

iChatのdemoではフィルがいろいろと人物写真に口だけ合成は笑。スターウォーズ的な効果は面白そうでした。映っている人物の背景を動画化できるのもなかなか面白かったです。ただ,全体的に見て,今回のKeynoteはMicrosoftいぢめな感覚がありました。今回だけでなく,最近のAppleはそんな感じがします。

CoreAnimationのDemoではなかなか面白いmovieの検索機能を作ってました。あのような機能を手軽に作成できるのは非常に魅力的ですね。

One more thing でSafari 3のWindows版がでたのは予想はしてましたが,今回でてくるとは思いませんでした。このSafariのWindows版によりCocoaの一部移植されているとのことなので,今後,Cocoaの機能制限付きで完全移植すれば,Cocoa 開発者はかなり増えていくんではないでしょうか。そんなことはしないでしょうが。

FedoraCoreの5あたりからもそうですが,MacのTigerからなどの最近のOSの新機能が新規性がないような気がしてなりません。早いところiPhoneのインターフェースを用いた新ハードウェア開発の発表をしてもらいたいですね。そうすれば,OSの機能開発のネタも増えるでしょうし,活気がでるでしょう。早くしないとModBook買っちゃうよー