昨日からの続きです.
WWDC 2009の
スコット氏とフィル氏によるiPhoneの説明が続きます.

スコット氏の説明はほとんどSDK3.0の説明がほとんどです.
今回はフィル氏によってiPhone 3G Sの説明がされました.
大きく変わった点は
•パフォーマンスアップ
 -パフォーマンス2倍
•カメラ機能向上
 -ビデオキャプチャが可能
 -3メガピクセルに向上
 -タップによるオートフォーカス
•音声コントロール
 -対話式のコントロールも一部あり
•コンパス機能
 -ナビゲーションがより効果的に


外見はほとんど変わりませんが,機能向上はされているマイナーチェンジという訳ですね.
コンパス機能がついたことは実世界指向のプロダクトを考えてる人にとっては心強いアイテムがつきました.
全体的に今回のWWDCを見て,デスクトップはタッチ操作を意識したUIの微調整に入って,iPhoneは完全ハンズフリー操作を意識し始めたような気がします.

ちなみにソフトバンクの割引キャンペーンがiPhone 3G Sに適応されるそうです.買いたい。。。

今回の司会はフィル-シラー氏。
6月末まで公にはお休みのジョブス氏.

さてさて、内容は
•MacBook Pro
 -13inchがProファミリーに昇格
 -15inch
  -SDカードスロットが追加(13inchも)
  -8GBまでメモリ増設可
  -バッテリー内蔵型になった
   -充電サイクルが3倍
   -駆動時間5->7時間
 -17inchが値下げ
  -318,800 から 278,800
 -ついでにAirも値下げ
  -168,800からの低スペック版が安価で登場
•snow Leopard

 -バートランド-サーレット氏が登場
 -Windows Vista と 7との比較
  -Windows7はVistaと同様の古いテクノロジーである
  -DLLs,Registry,Disk Defragmenter,ユーザアカウントコントロールがうざったい

  -結局,古いテクノロジーを使ったWindows7はVistaと同じだ
 -snow Leopardの説明(自慢)
  -DockのホールドからExposeが利用できるようになった
  -インストールが45%速くなった
  -6GBのOSファイルの削減
  -PDFの縦セクションごとにテキスト選択が可能
  -中国語の手書き入力
  -Safari4
   -HTML準拠「Acid3テスト」で100点満点
   -Internet Explorer 8は21点
   -履歴がCover Flowで見れる
   -JavaScriptが50%速い
  -QuickTime 10
   -サムネイルでのタイムライン->ビジュアルタイムライン
   -トリミングが簡易操作で可能
   -外部書き出し(YouTuve, iPhone)
  -64bitに大きく対応した
   -16TBまでのメモリ使用が可能
   -1クロックで2倍の命令がこなせる
   -マルチコアに最適なプログラムはスレッドを用いる
    -スレッドは開発者に負担がかかる
    -新技術GCDを用いてOSレベルでスレッド化する
  -OpenCLを用いてGPUに描画以外の処理を行なわせる

 -Snow Leopard の価格は
  -最初から買ったら129ドル
  -Leopardからのアップデートは29ドル
  -Family Pack でも49ドル


ふぅ.聞きながら書いたから疲れた.
iPhoneについてはあとでまた書くつもりです.