パソコン,情報工学,モバイル,ユビキタス,スマートフォン,セグウェイなどこれまで関わってきた物のキーワードを挙げるとほとんどモノであると最近,気づいてきました.これまでは手段について学ぶことが多く,目的の部分は自分の想像の中でしか行なってこなかったのです.


「IT技術やガジェットを使って何をするのか」とよく問われますが,口では”交通手段を便利にして暮らしを豊かにする”や”便利な情報をユーザーに提供して生活を快適にする”などと述べていましたが,それは他人の受け売りで自分の本当の想いではありませんでした.本当はとりあえず,ガジェットに興味があったからそのものに関わってきたのです.現在,行なっている「柏の葉セグウェイクラブ」の活動も実は始まりはセグウェイという乗り物自体に興味があったからです.しかし,セグウェイの活動を行なっていく中で,柏地域を活性化させようと活動している人達とふれあい,考え方を共有していく中で,柏というコミュニティを盛り上げることに夢中になっていました.結局,部屋づくり,住まいづくり,街づくりという流れで生活環境を創るということが自分の主軸だったのです.元々,生まれ育った柏という街に愛着はあったのですが,セグウェイクラブを通じて行なってきた地域活動で,自分のこれまで学んできた手段を活かす「目標」「目的」を見つけられた気がしました.


目指す方向がはっきりしてくると,手段を多く知っておく必要が出てきました.
生活環境を創るには聴覚,視覚,味覚,感情などの様々な人間の感性に働きかけるには様々な要素が必要なんだな,と実感します.まだまだ,勉強すべきことが多く,時間が足りないくらいです.


前回の更新から1年かけて自分の活動に大きく別ベクトルが加わったことをここにお知らせ致しますw
「情報システムで自然と暮らす地域のトータルコーディネート,プロデュース」
これが,これからのテーマになるのかな。